4月28日にABEMAで放送された『バズ!パ・リーグ』で、パ・リーグ各球団の平均年俸をまとめた球団別年俸ランキングを発表。その際に明かとなった“コスパの一番いい球団”が、野球ファンの間で大きな注目を集めている。
【映像】「平均年俸ランキング」6位は日本ハムの2569万円
この日、番組では、先頃、プロ野球選手会が発表したという『パ・リーグ球団別 平均年俸ランキング』を紹介。その第1位は、柳田悠岐、森唯斗、今宮健太ら、推定年俸3億超えの選手が並ぶ福岡ソフトバンクホークスの6763万円で、2位は浅村栄斗&田中将大の投打の2代看板が推定年俸4億超えとなっている東北楽天ゴールデンイーグルスの5353万円。そして、3位には増田達至、源田壮亮、山川穂高、中村剛也ら主力選手に2億超えが目立つ埼玉西武ライオンズが4579万円でランクインした。
・パ・リーグ球団別 平均年俸ランキング
1位 6763万円 福岡ソフトバンクホークス
2位 5353万円 東北楽天ゴールデンイーグルス
3位 4579万円 埼玉西武ライオンズ
4位 3525万円 オリックス・バファローズ
5位 3485万円 千葉ロッテマリーンズ
6位 2569万円 北海道日本ハムファイターズ
以下、オリックス・バファローズの3525万円、千葉ロッテマリーンズの3485万円、北海道日本ハムファイターズの2569万円と続くが、昨季まで北海道日本ハムファイターズでプレーし、この日、番組に出演していた杉谷拳士氏は、古巣・日本ハムが6位となっていることを知らされると、「ファイターズ、低いんですけど、若い選手がたくさんいますんでね。これが3年後、4年後、5年後ってなったときに、日本ハムの選手が活躍して年俸が上がってね、一気にググググッっていく可能性もありますので。」と、若い選手たちの活躍により、チームが躍進することで、近い将来、上位にランクインする可能性があることを指摘した。
続いて、番組司会の辻歩アナウンサーから「こう見ると、オリックスって、優勝しているけど、結構コスパというか、思ったより高くないっていう感じでしたね。」と、昨季の優勝チームであるオリックスが、意外にも平均年俸ではリーグ4位に留まっていることについて水を向けられた杉谷氏は、「(平均は4位だが)すごいいい選手たくさんいるなーって思うんですよ。だからオリックスもまだ若い選手たちがね、いるのでね。オリックスもこれからね、若い選手たちがドンって出てきたときに、またググググググッってあがる気もしますので。」と、球界の最高推定年俸であるという山本由伸だけでなく、活躍する若手が多く出てくることで、平均年俸も上がり、今後はランキングに大きな変化が生じる可能性があるとコメントした。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)