【MLB】ブリュワーズ-エンゼルス(4月29日・日本時間30日/ミルウォーキー)
何度ぶつけられても立ち上がる。タフなルーキーが頼もしい。エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場したこの試合。今季7個目とハイペースで死球を受けてしまったルーキー・ネトが元気に一塁へ向かい、その様子に敵地ミルウォーキーのファンからも拍手喝采、ABEMAの視聴者からも大きな反響が寄せられた。
3回表1死、走者無しの場面で打席に向かった1番・ネト。ブリュワーズ先発で2021年のサイヤング投手であるバーンズが投じた152キロの高速シンカーが内角高めに入り、ネトはガードを装着していない腕に直撃、死球となった。ネトは思わず悶絶、痛がりながらも一塁へ向かい、この様子に敵地ファンからも拍手喝采。ABEMAの視聴者からは「うわっ…」「当てられすぎw」「大丈夫?」「ネト最多死球」「お祓い行った方がいいレベル…」と心配の声が上がった。
今季メジャートップは8死球であるものの、ルーキーで今季途中からメジャーしたばかりのルーキーであるネトの7死球は驚異的なペース。ネトには球団記録の「デビュー10試合で4つの死球」もある。この試合を解説している元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏は「痛そうですね、場所にもよるんですけどね。弱いところだと骨が心配だったりしますけど、大丈夫かな?」。さらに「1試合に2回デッドボール当たったところを僕見ているんですよね」とネトに降りかかる災難の目撃者として心配の声を寄せた。さらに「足を上げて打ちに行くバッターなので避けるのが難しい」とネトが死球を受けやすい理由を説明していた。
ネトは2022年ドラフト組で一番乗りでデビューした若手有望株。ライバルからの攻めが厳しくなることも実力の証だが、いつか大けがに繋がらないか、周囲の心配は募るばかりだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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