【MLB】ブリュワーズ7-5エンゼルス(4月29日・日本時間30日/ミルウォーキー)
野手のミスが続くと、頑張る投手も気が抜けてしまう。エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場したこの試合。立ち上がりから好投を続けていた先発投手が、味方野手のエラーによりピンチを迎え、その後の失点で降板。ベンチでは呆然、“無”の表情となってしまった。
エンゼルス先発はメジャーデビュー3年目のデトマーズ。初回は三者三振に取る絶好の立ち上がり。今季初勝利に期待がかかるが、0-3とリードされた5回無死一塁の場面で不運が襲う。9番・ウィーマーの三遊間へのゴロを三塁手・レンドンが弾き内野安打に。取っていればゲッツーとなる機会だったが一転ピンチとなった。
さらに1番・イエリチの打球をまたもレンドンが弾いてしまい、遊撃手のネトがカバーに入るもオールセーフ。これらの記録はヒット、エラー1つずつとなったものの、いずれも野手が盤石であればアウトを取れた場面。解説の五十嵐亮太氏は「かなりストレスの溜まる展開、踏ん張りどころですね」と若い左腕を気遣った。
その後、満塁となり、3番・コントレラスに押し出しの四球を出したところでデトマーズは降板。ベンチで呆然とするデトマーズにはABEMAの視聴者からも「デトマーズ悪くないやん」「デトマかわいそう」「可哀想な降板」「守備で乱されたな」「キレても良いと思うわ」と同情の声が立て続いた。
デトマーズはこの試合、3回裏にも左翼手・ウォードが目測を誤り、アウトにできる飛球を後逸、二塁打となるなど味方のミスに足を引っ張られていた。まさに踏んだり蹴ったり、せっかく絶好の立ち上がりを見せた試合で5回途中の降板、後続投手も乱れたことで7失点(自責4)と散々な結果に終わってしまった。
ベンチで呆然とするデトマーズに五十嵐氏は「何と言っていいのか、僕もちょっと言葉か見つからないんですけど、ピッチャーとしてはモヤモヤするというか、納得のいかない降板」と、なおも不運続きの投手の胸中を思いやっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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