吉田正尚、美麗な「イケメンスイング」から生まれた2日連続の“壁ドン打”2日連続でグリモン直撃

【MLB】レッドソックス7－1ガーディアンズ（4月30日・日本時間5月1日／ボストン）

　レッドソックスの吉田正尚外野手が「5番・DH」でスタメン出場し、1回の第1打席にレフトフェンスを直撃するツーベースを放った。本距離フェンウェイ・パークは、レフトに巨大な緑の壁「グリーンモンスター」がそびえるが、吉田は前日の試合でも直撃しており、前日のリプレー映像を見ているような当たり。ファンからは華麗なスイングとフェンス直撃という事象から「2日連続壁ドンのイケメン」と呼ばれ始めた。

【映像】吉田正尚、2日連続の“壁ドン打”

　相手の投球に逆らうことなくきれいに打ち返す。見た目以上に打球は伸び、レフトにそびえる壁にドン。近い将来、吉田の名物・代名詞にもなろうかという当たりが2日連続で飛び出した。前日まで9試合連続安打、直近7試合の打率も4割超と好調の吉田は、この試合でも第1打席から積極的なスイング。初球のストライクを見逃した後の2球目、真ん中やや外寄りのストレートを弾き返すと、打球はグリーンモンスターの中ほどに直撃し、吉田は悠々と二塁に到達した。

　広角に打ち分ける技術の持ち主である吉田は引っ張っても飛距離十分だが、記念すべきメジャー1号はこのグリーンモンスターを越えたもの。打球の角度次第では、いつでも越えることが可能だ。今後もイケメンスイングで壁ドンが増えるのか、それとも壁を越えてしまうのか。楽しみな注目ポイントだ。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）