【MLB】ナショナルズ1-5カブス(5月1日・日本時間2日/ワシントン)
試合開始早々の激走に、思わず正座で一休み。カブス・鈴木誠也外野手が「4番・ライト」でスタメン出場すると1回の第1打席にセンター前ヒットで出塁した。7試合ぶりとなるタイムリーで気分をよくしていたが、直後にナショナルズの先発ゴアの牽制が悪送球となり、ボールはファウルグラウンドを転々。これを見た鈴木が二塁を回って三塁まで激走した後「めっちゃ疲れた~」と、ベース上に正座してしまうシーンが生まれた。
鈴木は開幕前に左わき腹を痛めワールド・ベースボール・クラシックの出場を辞退、カブスでも試合に出るまで開幕から約2週間かかった。ただ、自身の今季初戦となった4月14日(日本時間15日)には今季1号のホームランを放つなど、その後はコンディションには問題なくプレー。打撃でもこの試合を含めて3試合連続安打と復調の気配を漂わせていた。
動きのキレが見えたのは1回だ。好投手の左腕ゴアの速球を素直に打ち返し右中間へのタイムリーヒットを放つと、一塁走者だった際にゴアが牽制を悪送球とした。すかさず二塁に向かって走った鈴木だが、まだボールが戻ってこないことを確認すると、そのまま原則せずに三塁へ。足から滑り込んで到達したが、息が切れたのかそのままグラウンドにうつ伏せになると、さらには三塁ベース上で一休みとばかりに正座になってしまった。
まだ1回だというのに、いきなり訪れた全力疾走で息を切らせた鈴木に、三塁ベースコーチからは優しいひと言。和やかに会話する様子も中継カメラに収まっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





