投げては6試合登板し、4勝0敗、防御率1.85。打っては28試合で打率.294、7本塁打、18打点、5盗塁と、開幕から飛ばしに飛ばし、いずれも大活躍だった4月の大谷翔平。
気の早い話となってしまうが、仮にこの調子が続けば、今季の大谷は、投手として20勝超え、打者としても40本塁打&100打点の達成など、キャリアハイ更新も見えてきそうな気配だ。こうした大谷の好調ぶりについて、巷ではどのように捉えているのだろうか。ABEMAでのアンケート調査によると、「大谷の4月のベストシーン」として選ばれたのは以下の通りだ。
■もう一度見たい4月の大谷選手のベストシーンは?
【3位】大谷翔平、二ット帽を被ってベンチに座っている姿がちらり
まず第3位は、4月5日に行われたシアトル・マリナーズ戦(T-モバイル・パーク)でのひとコマ。0-8、エンゼルス8点のビハインドで迎えた7回、心なしか重い空気が流れるベンチを中継カメラが映し出すと、そこには寒かったのか、赤いニット帽をかぶって座る大谷の姿が。昨季のカウボーイハット、今季の兜と、なにかにつけて“かぶりもの”ネタが話題となる大谷ではあるものの、意外とこうした姿はレアとあって、ファンの注目を集めることとなった。
【2位】カメラ目線で何かをもぐもぐし続ける大谷翔平
第2位は、4月23日に行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦(エンゼル・スタジアム)の試合中の模様から。3-1、エンゼルス2点のビハインドを追う4回裏の攻撃で、ベンチの大谷に中継カメラが向けられると、大谷は“何か”を食べているようで、口をモグモグ。しかもその際に、カメラの方向を大谷は向いていたため、はからずも“カメラ目線でのモグモグショット”となった。
【1位】大谷翔平、センターへ飛び込む豪快な今季第7号ソロホームラン
第1位は、5月1日に行われたミルウォーキー・ブリュワーズ戦(アメリカンファミリー・フィールド)から。1-0で迎えたこの試合の3回表、2死走者なしの場面で、ブリュワーズ先発のコリン・レイが投じた初球、138km/hのカットボールを豪快に振り抜いた大谷の打球は、ゴルフボールのように大空へと向かって舞い上がると、そのままセンターバックスクリーンへと飛び込む超・特大弾に。エンゼルスに貴重な追加点をもたらし、チームを勝利に導いただけでなく、そのあまりに豪快すぎる打球で、多くのファンを沸かせた1シーンとなった。
今回のアンケート結果のほかにも、オークランド・アスレチックス戦での藤浪晋太郎との“同級生対決”や、4勝目を掴み取った“自援護打”など、様々な見所が目白押しとなった4月。さらに大谷以外の日本人プレーヤーに目を向けると、吉田正尚の“オリ時代の場外未遂弾”を彷彿とさせる強烈な一撃や、今季はヒゲをたくわえ、ワイルドな雰囲気となった菊池雄星の気迫あふれる好投など、各選手ともにMLBで独特な存在感を見せている。
さて、そうした中で5月4日、 ブッシュ・スタジアムで行われるセントルイス・カージナルス対ロサンゼルス・エンゼルス戦では、エンゼルスが大谷翔平、カージナルスが元・読売ジャイアンツのマイルズ・マイコラスがそれぞれ先発を予定。さらにカージナルスには、大谷と一緒にWBCで大活躍したラーズ・ヌートバーもスターティングオーダーでの出場が予想されており、“侍JAPAN対決”が期待される。絶好調の大谷翔平の5月の戦いも注目したいところだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
写真:AP/アフロ
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