【MLB】レッドソックス-ブルージェイズ(5月4日・日本時間5日/ボストン)
レッドソックスの吉田正尚外野手が「2番・レフト」でスタメン出場し、1回の第1打席に2試合ぶりとなる今季6号ソロホームランを放った。この一発で継続中の記録としては今季メジャー最長となる14試合連続安打もマーク。メジャー1年目から完全にアジャストした吉田が、ヒットだけではなくホームランも量産し始めた。打球速度は101.6マイル(163.5キロ)、飛距離は400フィート(121.9メートル)だった。
右太もも張りからの復調を境に打撃絶好調モードに入った吉田は、前日まで打撃成績は、99打数30安打21打点5本塁打、打率.303でOPS.も906。打率3割・OPS9割と、一流打者だけがクリアできそうな数字を、まだシーズン前半ながらも残していた。前日も2安打を放ち、ついに打率3割台に突入。走者を得点圏に置いた状況でも打ちまくり、32打数10安打17打点、打率.370と強打のレッドソックス打線の中核となっている。
吉田の前回の本塁打は5月2日(日本時間3日)のブルージェイズ戦。NPB時代にはほとんど打てなかった菊池雄星投手から右中間最深部へ豪快な一発を放っていた。苦手にしていた左腕も攻略し、すっかりメジャーリーガーの風格を漂わせ始めた。もはやヒットどころか、いつホームランが出ても驚きではない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



