絶好調・吉田正尚、4試合連続マルチ安打 14試合連続安打は継続中の記録で今季メジャー最長

【MLB】レッドソックス－ブルージェイズ（5月4日・日本時間5日／ボストン）

　レッドソックスの吉田正尚外野手が「2番・レフト」でスタメン出場し、2回の第2打席にライト前へのタイムリーヒットを放ち、4試合連続のマルチ安打をマークした。1回の第1打席には6号ソロを放ち、継続中の記録としては今季メジャー最長の14試合連続安打をマークしていたが、1本に留まらずまたしてもマルチ安打。前日に打率3割到達を果たした男の勢いが、まだまだ止まらない。

【映像】吉田正尚、初球攻撃で豪快6号ソロ

　今の吉田は実に簡単にヒットを打つ。前日までの打撃成績は、99打数30安打21打点5本塁打、打率.303でOPS.も906まで上昇。強打のレッドソックス打線の中でも、貴重な得点源となっている。自ら出塁してチャンスメイクをすることもあれば、前日までの得点圏打率も.370というハイアベレージ。引っ張ってよし、流してよしと、NPBの投手たちを苦しめた芸術的な広角打法が、メジャー1年目から発揮されている。一時は右太もも張りなどでコンディションを落としたが、復調してからは試合に出る度にヒットを放っている。

　打率1割台と低迷していた時期はどこへやら。あっという間に2割台を通過して3割台に突入。日本を代表するバットマンが、振ればヒットという“安打製造機”モードに突入している。次に出るのはヒットかホームランか。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）