【MLB】カージナルス7-11エンゼルス(5月4日・日本時間5日/セントルイス)
大谷翔平はゴロを打っても速かった──。エンゼルス・大谷翔平投手が、「2番・DH」で出場したカージナルス戦の第2打席でこの日初安打を放ち、7試合連続安打を達成。打球速度181.9キロの鋭い当たりが二遊間を真っ二つにし、球場のファンからどよめきが起こった。
敵地メディアも「MVP、サイ・ヤング賞の有力候補」と絶賛する圧倒的なパフォーマンスを維持する大谷翔平は、3回表の第2打席で7試合連続となるライト前ヒットを放った。
4-2と逆転して迎えた3回の打席、大谷は3ボール1ストライクから5球目のカットボールを強振。角度4度と打球は上がらなかったが、打球速度は113マイル(181.9キロ)の高速ゴロが二遊間を真っ二つにしてライト前へと転がった。この打球に思わずスタンドからもどよめきが起こっている。
このヒットを受けてSNS上では「大谷さん打撃絶好調」、「7試合連続安打はすごい」と大谷の打撃を称賛。さらには「シフトの恩恵大きいな」といったコメントも見られた。
今季から二塁から右側に内野手3人を配置する「大谷シフト」が禁止となった。右方向のスペースが広がったことで引っ張る打球が多い大谷は、大きな恩恵を受けている。角度が上がらなくてもメジャートップクラスの打球速度のゴロは外野に転がった。さらにチームはこの大谷のヒットを起点に打者一巡の猛攻で6得点を奪っている。
なお、この日カージナルスのライトを守るのは、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で大谷と共に侍ジャパンの一員として戦ったラーズ・ヌートバー。前日の試合でも大谷は2つのヒットをライト前に運んでおり、「全部たっちゃんのところに…」とファンの間でも話題となっていた。
この日の試合でも打球がヌートバーの前に転がったことで、SNSでは「大谷くん、ヌートバーに向かって打っている説」「またライトのヌートバーの前へのヒット」などのコメントも上がっていたが、打撃好調の大谷だけに「たっちゃん」の狙い打ちもあながち無理ではない!?
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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