【MLB】レッドソックス11-5ブルージェイズ(5月4日・日本時間5日/ボストン)
インパクトの瞬間を誰よりも近くで見た者が、最初に覚悟をしたかもしれない。 レッドソックスの吉田正尚外野手が「2番・レフト」でスタメン出場し、1回の第1打席に今季6号となる先制ソロホームランを放った。普段は初球を見逃すことが多い吉田だが、積極的に初球を振りに出たところで、飛距離約122メートルの豪快なアーチ。これを目の前で見たブルージェイズの捕手マグワイアが、首をビクッと動かす様子が見られた。
構えたコースより、甘く真ん中付近へ。投球の軌道を目で追いながら、マグワイアは既に悪い予感がしていたかもしれない。先発ガウスマンに要求したのは内角高め。中腰になるくらいしっかりと高めに構えていたが、希望したボールは真ん中やや外寄りの絶好球になった。いつもはじっくり見極めてから打ち始める吉田ではあるが、甘い球を見逃すほどお人好しでもない。スッと反応し気持ちよく振り抜くと、打球はセンターフェンスを越える先制弾となった。
打たれたガウスマンも「えっ?入る?」と即座に振り向いたが、明らかに覚悟したような反応をしたのがマグワイアだ。一瞬、打球を見失うかのようにビクッと首を上向きにすると、すぐに視野に入れた打球がどんどんとスタンドに向かって伸びていくのを見届けるしかないといった様子。一方、ネット裏のレッドソックスファンたちは「今日も打ったぞ!」とばかりに、口を大きく上げて驚いたり手を高く挙げたりと、大喜びだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
・ドジャース(大谷翔平所属)試合日程・時間・放送予定 【2024シーズン】
・大谷翔平 成績・打席結果【2024シーズン】
・大谷翔平 ホームラン成績【2024シーズン】
・ドジャース大谷翔平 年俸推移・予想
・大谷翔平の速報・今日のニュースを見る
■Pick Up
・スポーツマーケティングで成功した“ライブ特化型広告”とは
・「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く “価値ある広告リーチ”
・「脳科学×AI」で切り開く、マーケティングの新しい可能性