【MLB】フィリーズ3-5レッドソックス(5月5日・日本時間6日/フィラデルフィア)
レッドソックス吉田正尚外野手が「2番・レフト」で先発出場し、3回の第2打席にライト前へのヒットを放ち、今季メジャー最長となる15試合連続安打をマークした。全球種・全コースに対応可能な天才打者だが、この日は2021年に最多奪三振のタイトルを取ったウィーラーと対戦。執拗なインコース攻めに対して、わずか2打席で対応する能力の高さを示した。
【映像】執拗な内角攻めをあっさりクリアする吉田のライト前ヒット
明らかな内角攻めだった。1回の第1打席、吉田は6球目を引っ掛けてファーストゴロに倒れたが、ラストボールを除く5球はストレートもしくはスライダーを内角のストライクゾーンぎりぎりどころか、ボールゾーンに投げ込んだ。絶好調男を止めるにはこれしかないとデータが出ているのか、見た目にはっきりとわかる配球だった。
ただし今の吉田に同じ攻め方は2度通用しない。3回の第2打席、1球目、緩いカーブがど真ん中に来たところを見逃したが、2球目は内角高めに来たボール球。95.7マイル(154キロ)の速いストレートだったが、きれいにライト前に弾き返した。むしろ第1打席の内容を受けて狙い打ったように見えるほどだ。
実に簡単にヒットを打っているように見えることから、視聴者は「息を吸うようにヒット打つな」「当たり前にヒット打つな」「ヒット打つのが当たり前の正尚」と呆れるようなコメント。さらには投手の立場になって「あれ打たれたらお手上げよね」という声も見られていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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