【MLB】フィリーズ4ー7レッドソックス(5月6日・日本時間7日/フィラデルフィア)
フィリーズのソーサ内野手の切実な願いが叶ったシーンだった。追い込まれながらもファウルで粘り続けたソーサだったが、10球目をミスショットして打球がフラフラと上がってしまう。すると思わず「あっちに飛んでいけよ」とファウルを願う。その思いが届いたのか打球はファウルとなり、直後の11球目を弾き返してヒットとした。
フィリーズが1-5と4点ビハインドで迎えた4回裏、2死一、三塁の場面。打席に入ったソーサはカウント1ボール2ストライクから粘りに粘りを見せる。4球目から6球目を3球連続でファール。1球ボールを挟んでまたファールとした。
9球目に放ったライトファールゾーンのフェンス際へ大きな当たりは、フェンスに近すぎたのか惜しくもライトが捕球できず決着がつかない。すると10球目はフラフラっとキャッチャー後方に上がる。手応えがよくなかったのか、ソーサはスイング後に「ファールゾーンへ行け」というような腕で払いのけるようなジェスチャーを見せた。
その祈りが通じたのか打球はスタンドに入り勝負は継続。続く11球目に見事タイムリーヒットを放った。
11球の勝負中にABEMAの視聴者からは、「ネバネバ」「ねばるねぇ」「フェンス際すぎてこええよな」「取れねーよまともにいったら壁ドンだろ」「あっちいいけポーズw」「ちゃんとヒットにしてるじゃんw」とそのワンシーンごとにコメントが書き込まれた。
MLBは圧倒的なスピードやパワーでの勝負が常。しかしその大舞台で戦うメジャーリーガーでも神頼み?することだったある。そんなことがわかるひとコマだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





