5月7日(日本時間8日)にブッシュ・スタジアムで行われたセントルイス・カージナルス対デトロイト・タイガースの一戦で、カージナルスのラーズ・ヌートバーが1番・右翼で出場。華麗なファインプレーを披露し、日米両国の野球ファンを喜ばせた。

【映像】新庄剛志ばりの“爆走ダイビングキャッチ”
3-1、カージナルス2点のリードで迎えたこの試合の6回表・1死一塁の場面で、代打ニック・メイトンの放った打球は、低い弾道でライト前へと伸びる鋭い打球に。無理をせずに手前で落としてから処理するかに思われたが、ヌートバーは俊足を飛ばして一直線に落下点へと入り、そこからジャンプ一番のダイビングキャッチ。今や日本のファンの多くが知るトレードマークの“舌出し”も披露しながらの美技を披露した。
しかもこの打球、左打者が力いっぱい引っ張った打球とあって、ラインドライブがかかり、接地直前にも強烈な変化が生じている難しい打球であったが、これをヌートバーは懸命に前進ながら飛び込み、さらにはグラブを目一杯伸ばすことでキャッチ。その俊足と好守ぶりはもちろんのこと、ガッツあふれるプレーでチーム全体の士気を鼓舞する形となっている。