アーセナルに所属しているフランス代表DFウィリアン・サリバとウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコが、今シーズン残りの全試合を欠場することが決定的となった。イギリスメディア『アスレティック』が11日に報じている。
 サリバは今シーズン開幕前にレンタル移籍先のマルセイユからチームに復帰すると、開幕からレギュラーポジションを確保。ブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスとコンビを組み、優勝争いを演じるアーセナルの最終ラインを支えてきた。ここまで公式戦33試合の出場で3ゴール1アシストを記録しているが、背中の痛みによって、3月16日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16セカンドレグのスポルティング戦を最後に公式戦のピッチから遠ざかっている。なかなか復帰の目処が立っておらず、シーズンが最終盤に差し掛かった現在もチームには合流できていない中、今回の報道によると今季中の復帰は絶望的になったという。