大谷翔平 VS 162キロ右腕これぞメジャーの対決に手汗びっしょりのファン続出「ドキドキ」「ドラマあるよ」

【MLB】ガーディアンズ4－5エンゼルス（5月12日・日本時間13日／クリーブランド）

　土壇場9回、チャンスで大谷登場となれば、ファンも手汗がびっしょりだ。エンゼルス・大谷翔平投手が「3番・DH」でスタメン出場。2打数無安打2三振2四球（打撃妨害1）に終わった。期待された2試合連続ホームランは出なかったが、スター性抜群の大谷が9回、チャンスの場面で登場すると球場も大盛り上がり。ガーディアンズの絶対的守護神クラッセとの対決に、視聴者からも手汗びっしょりの反応が続出した。

【映像】大谷翔平 VS 162キロ右腕の真っ向勝負

　投手としても160キロ台の速球を投げ込む大谷だが、この日はメジャー屈指のクローザーと力勝負を繰り広げた。3-4と1点ビハインドの9回、先頭のトラウトがツーベースで出塁すると、一打同点、一発出れば逆転という場面で大谷に出番が回ってきた。緊迫した場面で剛腕クラッセは、初球から100.8マイル（162.2キロ）の超高速カットボールを投げ込むと、その後も100マイル前後のスピードボールを5球も投げ込んだ。次々と投げ込まれる剛球に大谷は慌てることなくじっくり見極めると、カウント2-2から同じく100.8マイルをファウル。続く6球目を見送ってフルカウントとしたが、最後は低めに決まったスライダーに空振り三振に倒れた。

　結果的にはクラッセに力負けした格好となった大谷だが、インパクトすれば豪快アーチという期待も大きかっただけに、ファンは大興奮。「大谷もテンションあがるな」「全部100マイル？」など、テンションの高いコメントが多く見られていた。なお、大谷との勝負で疲労があったか、クラッセはその後に捕まり痛恨の2失点。エンゼルスは守護神を打ち崩して価値ある逆転勝利を手にした。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）