北海道日本ハムファイターズが5月8日、新外国人選手としての獲得を発表したルートインBCリーグ・茨城アストロプラネッツのアレン・ハンソンが、2軍の公式戦に早くも出場。自慢の俊足を活かし、セーフティーバントで初安打を記録し、13日に1軍初出場を果たした。
【映像】謎の助っ人外国人、いきなりセーフティーバント!
2019年までの間に、メジャー通算261試合で打率.232、12本塁打をマークしていたものの、それ以降はメジャーから遠ざかり、マイナーリーグやドミニカのウィンターリーグ、トロス・エル・エステでプレーし、今季から茨城アストロプラネッツでプレーしていたハンソンは、メジャー時代の2017年に11盗塁をマークした俊足のスイッチヒッターとして知られているが、記念すべきNPBデビュー戦となった5月10日のイースタンリーグ・横浜DeNAベイスターズ戦では、いきなり自慢の足と絶妙な小技を披露。6番・ショートで先発出場した同試合でハンソンは、6回の打席で相手の意表を突くセーフティーバントに出ると、そのまま俊足を飛ばして一塁を駆け抜け、2軍戦ではあるものの、その持ち味を発揮する形で、初安打をマークした。
5月12日放送のABEMA『バズ!パ・リーグ』では、この初安打の模様をVTRで披露しながら、ハンソンについて改めて紹介することとなったが、番組の辻歩アナウンサーから「新庄監督は好きそうな選手だと思いましたね。セーフティーバント、新庄ポイント高いんじゃないですかね。いろんなポジションを守れるマルチプレーヤーで、スイッチヒッター。」と、“新庄剛志監督好み”でありそうなハンソンの特徴を伝えられた上で、水を向けられたお笑いコンビ・トータルテンボスの藤田憲右は「もう、杉谷選手ですよね。」と、内外野を守ることができ、スイッチヒッターとして活躍し、昨季で引退した杉谷拳士氏を引き合いに出す形でコメント。
また、ネット上の野球ファンからは、「ファーwww」「小技いけるやん!」「既にチームに溶け込んでそう」「外国人なのにスイッチで俊足、ショートとかロマン以外の何物でもないわ」「ラーメン大好きとか好感しかないwww」といった様々な反響が続々と寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)