【MLB】レッドソックス1-9カージナルス(5月14日・日本時間15日/ボストン)
これだけハートフルな親子インタビューも、めったに見られないかもしれない。カージナルスのヌートバー外野手が「1番・ライト」でスタメン出場、6打数3安打と活躍した。母の日ということもありピンクのバットにリストバントという格好で登場したヌートバーだが、試合前には母の日を記念したインタビューも受け、母・久美子さんともオンライントーク。時折涙も見せながら、心温まる言葉の数々に、ファンから感動の声が続出した。
開幕前に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での活躍で、日本の野球ファンにも知られる存在になったヌートバー。1番打者として活躍し3大会ぶり3度目の優勝に貢献すると、各種メディアでも大量の露出。同時に日本人の母・久美子さんにも取材が殺到し、日本中で知られる仲良し親子となった。
メジャー開幕後は、左手親指の突き指により一時戦列を離れていたものの、復帰後はコンスタントにヒットを重ね、選球眼を活かして四球を選びまくるなど活躍。今やすっかりレギュラーポジションを獲得し、飛躍の3年目となっている。
中継の合間に紹介されたのは、試合前に収録された現地放送局によるインタビュー映像。聞き手に対して母・久美子さんを「僕の全てです」と答えていたところ、なんと久美子さんがサプライズでオンライン出演。「ライブで聞いてるの?知らなかったよ」と驚いたヌートバーは「なんで僕が感情的になっているのか、よくわからないよ…。僕をむちゃくちゃにしないでくださいよ」と、涙を流し始めてしまった。
この様子に久美子さんは「いつも泣くんですよ」と笑いながら説明すると、WBCでの活躍については「特別な時間でした。(シーズンも)過去2年はマイナーリーグだったから、母の日に野球をしているところも見られなかったし」と感慨深げ。これにはヌートバーも「マイナーリーグの時にピンクのバットを贈ったじゃない!」と笑顔で反論していた。
親子の仲のよさが伝わるトークに、ファンからも「たっちゃんかわいい」「良い親子だなぁ」「こっちが泣きそうw」といった感動の声が寄せられていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





