【MLB】オリオールズ5-9エンゼルス（5月15日・日本時間5月16日／ボルティモア）
大谷翔平が「3番・投手」で今季9度目となる先発マウンドで5勝目を挙げた。その初回の大事な立ち上がり、先頭打者の場面でいきなり味方の美技に助けられ、チームメイトを称えつつ、少し強めのリアクションで喜びを露わにするシーンに注目が集まった。
試合前の段階で大谷の投手成績は8試合で4勝1敗、防御率2.74。奪三振は合計66＝1試合あたり8個以上を奪っている。
防御率をイニング別にみると、1回は3.38と「いきなり点を取られる」パターンもあり、初回が一つの注目でもある中、1番のセドリック・マリンズが放った痛烈な打球を、エンゼルスの一塁手マット・サイスがナイスキャッチ。先頭打者をファーストゴロに仕留め1アウトを奪った。
見事なプレーに大谷はサイスのお尻を少し強めにペシっと叩いて「ナイスキャッチ！」と同僚を称え、喜びを露わにした。マリンズはここまでア・リーグの2位となる12個の盗塁を記録しており、塁に出せば傷口を大きくした可能性もある。それだけに大きなプレーとなった。
一塁を守るサイスは大学時代ではキャッチャーも、球団が「打者として大成する」とプロ入り時、一塁手にコンバートした選手。しかし球団が期待した長打力を発揮できず、2年前にキャッチャーに逆戻り。昨季はマイナーで開幕を迎え、8月にメジャーに昇格。ベンチを温める控え捕手兼内野手として出場を続け、今季はキャリア初の開幕ロースター入りを果たした。
そんなサイスのプレーにABEMA視聴者からも「これはデカい」「サイスナイス」「お尻ペンペン」「ケツたたき、ガンバー」と称賛のコメントが送られた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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