【MLB】レッドソックス-マリナーズ(5月16日・日本時間17日/ボストン)
レッドソックスの吉田正尚外野手は「2番・レフト」で先発出場し、5回の第3打席にライトへタイムリーツーベースを放ち3試合ぶり今季15度目のマルチ安打をマークした。前日までの直近7試合では打率.222とやや調子を落としたかに見えたが、第1打席ではセンターフェンス直撃のタイムリースリーベース。1本のヒットで感触を取り戻し、再び安打製造機モードに突入した模様だ。
吉田の前日までの打撃成績は131打数39安打24打点6本塁打、打率.298でOPSも.869。メジャー1年目としては十分な成績を残しており、週間MVPも獲得。4月中旬からは16試合連続安打をマークするなど、巧みなバットコントロールでおもしろいようにヒットを量産した。打ちまくる吉田に対し、相手バッテリーも警戒心を強め、最近では打率がやや下降。それでも打率1割台に落ち込んだほどの不振ではなく、甘い球が来ればきっちりと打ち返せる状態はキープしていた。
1回無死一塁からは、2球目を強振するとセンターフェンスを直撃する豪快な当たり。決して速くはない足で全力疾走し、三塁にヘッドスライディングで到達すると、地元のファンからも大歓声を浴びていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




