<大相撲五月場所>◇四日目◇17日◇東京・両国国技館
前頭十一枚目・北青鵬(宮城野)が前頭十枚目・竜電(高田川)を豪快な上手投げで下し、3勝目の勝ち星を上げた。棒立ちのような状態で肩越しに上手を掴む北青鵬の斬新な取り口に、解説者も「常識が通じない」と驚嘆した。
身長2メートル4センチと現役力士最長身で、脚長かつ腰高という恵まれた体格の持ち主である北青鵬。竜電と対戦した四日目の取組では、立ち合い張って出ていくと、相手の右腕を抱えるような体勢へ。そのまま北青鵬は肩越しに右上手を取って強引な投げを打ち、竜電を土俵上で振り回した。なんとか残した竜電がもろ差しで頭をつけるが、北青鵬は上手を離さず、仁王立ちするような格好に。
その後、北青鵬は棒立ち状態で左手をだらりと脱力したまま、右手で豪快に肩越しの上手を掴むという斬新な攻めを展開。竜電が体を寄せていったものの、最後は北青鵬が上手投げを決めて3勝目となる勝ち星を挙げた。敗れた竜電は2敗目を喫した。
北青鵬の斬新な取り口に、ABEMAで解説を務めた元関脇・隠岐の海の君ヶ濱親方は「力が入っていないように見えますけど、預け方が上手いですね」と指摘。同じく実況を務めた髙橋大輔アナウンサーが「スケールが違うのと、もうセオリーじゃないですもんね、今のは」と北青鵬について言及すると、君ヶ濱親方は「そうですね。やっぱりあの形が、力が出るんでしょうね」「常識が通じないですね」と驚き交じりに語った。
仁王立ちするような格好の北青鵬の攻め方にじわる視聴者が続出。「おかしいw」「ノーガード戦法や」「左手何もしないのおもしろすぎ」「ぶらーん」「はー笑った」と困惑気味のコメントが相次いで寄せられた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?