早くも5年目のシーズンを終えたMリーグ。“熱狂”は着実に全国へ広まっている。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2022-23」ファイナルシリーズは5月19日に全日程を終え、表彰式では渋谷ABEMAS監督も務める藤田晋チェアマンが閉幕宣言を行った。
渋谷ABEMASが悲願の初Vを決めたこの日、藤田氏はプレゼンターとして自軍の選手をねぎらい、その後に閉幕宣言。その場では「チェアマンとしてシャーレを渡す時に『(渡す相手が)自分のチームだったらどんな顔したらいいんだろう』というのがあったんですけども、5年目にしてついに実現しまして、想像以上に嬉しかったです、どうもありがとうございます」と初Vをまず喜び、ファンへ感謝を伝えた。
続けて藤田氏は「どの曜日でも一日も面白くない日はなかったんじゃないかというくらい本当にMリーグが面白くて、正直僕自身もABEMASの監督を兼任していますけれども“箱推し”というか、Mリーグ全てのチームを応援したいという気持ちにもなっていますし、こんなMリーグがシーズンオフに入るのはロスになりそうな寂しさがあるんですけども。今年もこんなに熱狂させてくれた選手の皆さん、スポンサー、チームオーナー企業、何よりサポーターの皆さんのおかげで掲げていたスローガンである『この熱狂を外へ』ということからいうと、本当に年々確実に広がっているというよりかは、急成長中のベンチャー企業の売上グラフのように広がっている」と、リーグ創設5年目の成長に胸を張った。
最後に「理不尽で腹立つこともあるし不思議なほどドラマが生まれる、愛すべき世界一面白いゲームである麻雀に感謝を申し上げたいと思います」と自らの“麻雀愛”を口にして、厳かに閉幕を宣言。長いようで短いシーズンを終えた選手、Mリーグ関係者に対し、観客からも大きな拍手が寄せられていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)