やっぱり“ハギー”がみんな好き。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2022-23」ファイナルシリーズ、5月19日の第1試合。4着に終わったTEAM雷電・萩原聖人(連盟)がインタビューに登場しファンへ感謝のメッセージ。病気療養を乗り越え、ファイナルを戦い抜いたスター雀士に、ABEMAの視聴者からは賛辞が多数寄せられた。
最終戦となるこの日、現実的な優勝の可能性は残されておらず目指すは3位入賞。EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)と条件戦を戦い、勝負手には恵まれなかったものの、オーラスは価値ある1000点のアガリを決め、見事にライバルのトップを阻止した。
試合後のインタビューで萩原は「うーん、なーんにもできなかった!」と苦しい戦いを振り返った。5年目にして初のファイナル進出、激動のシーズンを支えてくれたファンに対して萩原は「ユニバースのみんなは僕たちがファイナルへ連れていったみたいになっているんですけど、実は全く逆で。苦しくてなかなか上位を目指すことができなかったチームを何年も諦めずに応援してくれたみんながいたから、僕たちはここに来れた!」と感謝を伝えた。
さらにチームメイトへの感謝も忘れない。「僕も大事なところで体を壊したりしてみんなにすごい迷惑をかけて、チームメイトがファイナルまで連れてきてくれて、結果はファイナルでは惨敗となっていますけど、得たものは本当に果てしないと思っています」と、今期の結果には満足ものぞかせた。最後に萩原は「『勝ったら泣こうぜ!』ってみんなに言ってたんですけど、泣かせられなかった。『負けた時は笑おうぜ!』って思ってたんですよ。だから次の選手、最終戦、どんな麻雀になるかわかりませんけど、彼女が思いっきり楽しく打ってもらえるように、とにかくみんなで笑って最後応援しようぜ!」と、最終戦を託す“セレブ”黒沢咲(連盟)への応援をファンへ呼びかけた。
突然の病気療養もありながら、初めてファイナルまで戦い抜いたスター雀士。その魅力は戦うたびに円熟味を増す。来年こそはファンを泣かせ、笑顔にさせる戦いをすると誓った萩原に、ファンからは「最後も笑って楽しく応援!」「いいことゆうやん」「セレブ全力応援だ!お疲れ様ハギー!」と温かい声が多数寄せられていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)