「世界のホームラン王」こと王貞治氏や、伝説の400勝投手として知られる金田正一氏など、文字通り、レジェンド級の選手たちが入会しているプロ野球の名球会。同会に入るためには、打者であれば2000安打、投手であれば200勝ないし、250セーブのいずれかを達成すれば入会資格を得ることできるが、この入会基準について、プロ野球OBからも“異論”が出ている。

【映像】“地味な男”が史上初の大記録達成!
5月19日に放送された『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、5月14日に京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦で、日米通算200ホールドを達成し、史上初となる200セーブ&200ホールドを併せて達成したオリックスの平野佳寿について紹介することとなったが、その流れの中で、野球解説者の里崎智也氏は、平野がこれほどの偉業を達成しているにもかかわらず、「200勝ないし、250セーブ」の条件を満たしていないために現状は入会できないことについて、「史上初の200ホールド、200セーブですからね?」と、日米両国でプレーした上原浩治・藤川球児の2選手が特例として入会したことを引き合いに、平野の入会を認めるべきであるとコメント。