【MLB】カブス-メッツ(5月24日・日本時間25日/シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手が「5番・ライト」で先発出場し、3回の第2打席にレフトフェンス直撃のタイムリーツーベースを放ち3試合連続安打をマークした。メッツの先発・千賀滉大投手とはメジャー初対決。1年目から先発の柱として活躍する千賀に対して、昨年からメジャーに挑戦している鈴木が貫禄を見せる一打を弾き返した。
【映像】鈴木誠也は千賀滉大の「お化けフォーク」をフェンス直撃二塁打
鈴木の前日までの打撃成績は127打数36安打18打点6本塁打、打率.283。前日5月23日(日本時間24日)には2回の第1打席、甘く入ってきた初球のストレートを気持ちよく打ち返し、センターバックスクリーンへ飛距離414フィート(126.2メートル)の6号ソロを放っていた。
今季は左わき腹痛の影響で開幕から2週間後に戦列に加わると、コンディションも整ってきたのか5月に入り状態が上向きに。前日までの月間成績も68打数21安打12打点5本塁打、打率.309と好調だ。特に16日(同17日)からは日をまたいで3号、4号、5号と3打席連続本塁打という快挙。日本人メジャー選手としては初で、一気に状態を上げてきた。
千賀とのNPB時代の対戦は、日本シリーズも含めて9打数1安打と打てていなかったが1年間、メジャーの剛球投手に揉まれた成果もあってか、きっちりとインパクトした。ビルドアップした体もさらにたくましくなり、すっかりメジャー選手の風格も漂わせている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



