【MLB】カブス-メッツ(5月24日・日本時間25日/シカゴ)
メッツの千賀滉大投手が今季9試合目の先発登板となったが、5回106球を投げ、6安打5四球6奪三振3失点の内容で降板、今季5勝目はならなかった。カブス鈴木誠也外野手とは、メジャーで初対戦となったが第1打席は四球、第2打席は決め球の「お化けフォーク」を打たれ、レフトフェンス直撃のタイムリーツーベースを浴びるなど、本調子とは遠かった。
【映像】鈴木誠也は千賀滉大の「お化けフォーク」をフェンス直撃二塁打
千賀の前回登板までの成績は、8試合に先発し4勝2敗。43回を投げて55奪三振、奪三振率11.51と、メジャー1年目から先発ローテーションの柱として機能していた。特に前回登板となった5月17日(日本時間18日)のレイズ戦では、ア・リーグ東地区首位を走る強力打線に対して、6回104球を投げ、3安打1失点3四球、メジャー自己最多の12奪三振の好投。白星はつかなかったものの圧巻の内容で今後に期待を持たせていた。
前日の先発予定から急遽1日スライドしての先発マウンドだったが、ストレートこそ力強かったものの、立ち上がりから決め球であるフォークの制球を欠き、鈴木にもフルカウントからきっちり見極められて四球を選ぶシーンも。5四球と制球に苦しんだところで甘く入ったところを痛打される、悪い流れを断ち切れなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



