【MLB】カブス5-8レッズ(5月28日・日本時間29日/シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手が「4番・ライト」でスタメン出場した試合で、カブスの先発スマイリーが抜群の打球反応を見せた。打者が放った強烈なピッチャーライナーに、多くの人が直撃を覚悟したものの、咄嗟の反応で見事に危機回避。打球速度97.9マイル(157.6キロ)で襲ってきた打球をかわし切った。
33歳のスマイリーは190.5センチの長身からストレート、カットボール、スライダーなどを軸に組み立てるサウスポー。投げた直後に体をやや三塁側に倒れるようにするフィニッシュが特徴的なフォームだ。今季は前日までに10試合に登板し5勝1敗と、昨シーズン初めて2ケタ勝利(11勝)を記録したのに続き、2年連続2ケタ勝利に向けて好調だ。
そんなスマイリーの動きのよさが見えたのが1回1死から。レッズの2番マクレーンが放った打球は、投球後に三塁側に傾いていたスマイリー目がけて一直線のライナー。しっかり正面を向いているならまだしも、体もやや横を向いた不十分な体勢でもあり、見ている多くのファンが打球直撃を覚悟するような瞬間だった。
ところがここでスマイリーは抜群の反応を見せた。体をひねるようにかわしにいくと、あわや利き腕の左腕を直撃しかけたところを引っ込め、右手にはめたグラブに少し当てつつ体を守った。打球はそのまま抜けていき、セカンドを守るホーナーへの内野安打になったものの、スマイリー自身は無傷でこの危機を回避することに成功した。
メジャーの各選手ともなれば打球速度が170キロ、180キロという選手も多いため、投手はいつも危険と隣り合わせ。この日のスマイリーのような身のこなしも、マウンドに立つものとしては必要不可欠だ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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