【MLB】カブス5－8レッズ（5月28日・日本時間29日／シカゴ）
同じ塁に走者が2人重なってしまったら…。各レベルの野球でも、さほど珍しくもないプレーではあるが、それでもやはり走塁ミスが起こる。これはメジャーの舞台でも同じようだ。9回、レッズはチャンスを迎えたものの二塁走者と三塁走者が三塁ベースで重なった際、まさかの判断ミス。追加点のチャンスを自ら消してしまうプレーが起きた。
状況は9回1死二、三塁。二塁走者はニューマン、三塁走者はセンゼルだった。打者ベンソンの当たりは前進守備をしていたセカンドの真正面へのゴロ。センゼルは途中までホームをうかがうものの返球を見て突入を諦めると、そのまま三塁ベースへと戻っていった。二塁走者のニューマンはゴロを見た瞬間に三塁へとダッシュしており、結果的に三塁ベースで2人が重なることになった。
ここでカブスの捕手ゴームスは冷静に2人にタッチ。三塁塁審もしっかりとジャッジし、優先権があるセンゼルには「君はセーフね」、ニューマンは「君はアウト」とわかりやすくジェスチャーしていた。ところが、ここでセンゼルが何を勘違いしたのか、ふっと三塁ベースから離塁すると、すかさずゴームスはタッチ。見届けていた三塁塁審は「離れた！君もアウト！」と大きなジェスチャーをした。
センゼル自身は「なんで！？」とびっくりした様子だったが、これは明らかにセンゼルのボーンヘッド。プロでもアマチュアでも、同じ塁に2人いることに違和感があるのか、つい離塁してしまいタッチアウトになるというシーンは多い。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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