【MLB】ホワイトソックス4-6エンゼルス(5月29日・日本時間30日/シカゴ)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番DH」で先発出場した一戦で、スタジアムが一つになる感動のシーンが生まれた。
【映像】球場が一つになった鳥肌モノのスタンディングオベーション
そのシーンが生まれたのは8回表のエンゼルスの攻撃。この回からホワイトソックスのマウンドには4番手としてマウンドに上がったのはリアム・ヘンドリックス投手。ヘンドリックスは2021年にホワイトソックスに移籍すると150キロ後半のストレートとスライダーを武器にして打者をグイグイと攻める豪腕型のクローザー。
移籍初年度の21年には38セーブを挙げて最多セーブのタイトルを獲得するなど活躍していたが、2023年1月にがんの一種である悪性リンパ腫「非ホジキンリンパ腫」と診断されたことを公表。療養を余儀なくされ、メジャーの舞台はおろか、再びマウンドに上がることができないかもしれないと言われていた。
だが、不屈の闘志でヘンドリックスはがんを克服し、今季は絶望と言われていた中でメジャーに復帰。そしてこの日、復帰後の初登板を迎えることとなったのだ。
そんな背景があるだけにヘンドリックスがマウンドに上がると、スタジアムは割れんばかりのスタンディングオベーション。さらに両軍ベンチも同様に全員総立ちでヘンドリックスを拍手で迎えた。まさにスタジアムが一つになった感動的なスタンディングオベーション。拍手は先頭打者のマット・サイス捕手の打席中ずっと鳴り響くなど、感動的なシーンとなった。
久々の登板となったことも影響したか、ヘンドリックスはこのイニングで2点を献上してしまったが、大谷との対戦では大谷をショートゴロに打ち取るなどの意地を見せた。
この光景を見たファンはSNSで「がんから復帰はすごい」「おかえり、よく頑張った」「この雰囲気最高過ぎる」とヘンドリックスへのエールや現地ファンたちの行動に感動する様子が見られた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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