【MLB】アストロズ5−2エンゼルス(6月1日・日本時間2日/ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場。初回の第1打席に3試合連続安打となるライト前ヒットを放ち、この日は5打数1安打2三振だった。
前日までに続き、3戦連続ホームランに大きな期待が寄せられていた大谷だったが、この日は初回のライト前ヒットのみ。あす2日(同3日)に予定されている今季12度目の“二刀流”に向けて、力を蓄える格好となった。
チームは2回、2死走者一、二塁で1番ウォードがタイムリーヒットを放って先制点を奪ったが、2回裏にすぐに追いつかれて同点。出塁はするものの、なかなか得点に繋がらないじりじりとした展開となった。流れを引き寄せたい5回には、4番ドルーリーが2死走者無しから6球目を捉えて10号ソロで待望の追加点。ベンチでは大谷が“兜係”を務めてドルーリーをサムライに変身させるなど歓喜する表情も見られた。
しかし、5回裏にはタイムリーの連打を浴びて逆転。苦しい中盤戦では、6回満塁のチャンスを迎えたが、カウント3ー2から見逃し三振の判定にネビン監督が猛抗議。これが実ることなく、監督退場の処分を受ける結果となった。その後も得点が生まれることなく、悔しい黒星を喫する結果となった。
大谷はあす2日(同3日)の同カードでは、今季6勝目を目指し先発登板予定。投打二刀流での大爆発に大きな期待がかかっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)