監督退場の荒れた試合で大谷翔平にも厳しい判定？まさかのストライクに実況も思わず「もう悔しい、このジャッジ」ファンも「またかよ」と嘆き節

【MLB】アストロズ5－2エンゼルス（6月1日・日本時間2日／ヒューストン）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で敵地でのアストロズ戦に先発出場。初回にヒットを放ち3試合連続安打を記録したものの、その後は凡退しチームも勝利することができなかった。この試合で主審のジャッジを巡ってエンゼルスの監督が退場になっていたが、大谷の最終打席でも厳しいストライクがあり、実況が思わず「もう悔しい、このジャッジ」とつぶやく一幕があった。

【映像】厳しいストライク判定となった大谷翔平の最終打席

　「今日は誤審のせいで…」エンゼルスファンからそんな声が聞こえてきそうな試合だった。2-4とエンゼルスが2点ビハインドで迎えた6回、先頭のレンフローがヒットで出塁すると、続くウルシェラもヒットで続く。1アウト後ネトにもヒットが飛び出し、1死満塁のチャンスで1番ウォードに打順が回った。この後にはトラウト、大谷が控えるという絶好の場面でウォードは粘りを見せフルカウントに持ち込むと、6球目のシンカーを自信を持って見送った。しかし球審の判定はストライク。映像では明らかに低めに外れているように見えるボールをストライクとコールされウォードが不服の声を上げると、ベンチからネビン監督が飛び出し球審に猛抗議。もちろん判定は覆ることなく、ネビン監督は退場となってしまった。

　結局、続くトラウトが倒れこの回無得点だったエンゼルスは2-5とリードを広げられ9回を迎えた。この回の先頭打者は大谷。せめて大谷の快音をとファンが期待する中、クローザーのプレスリーが投じた初球のスライダーはゾーンより低めに落ちた。ところが、ここでも球審はストライクをコール。大谷は口を一文字にしたまま態度には出さなかったが、ABEMAで実況を務めたDJケチャップ氏が「これもストライクと言われました。もう悔しい、このジャッジ」とポツリ。決定的な場面も含めたびたび微妙な判定をしてきた球審への不満を口にした。

　視聴者からも「え？」「またストライク」「審判さぁ」「低いだろ」のコメントが殺到したほか、「また？笑笑」「ここもストライクかぁ」「もう当然のようにストライクか」など半ば諦めたような声もあった。結局ボール気味の球にも手を出さざるを得なくなった大谷はこの打席空振り三振に。さらなる嘆き節がコメント欄に多く見られた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）