選手・監督も困惑&激昂 映像ではくっきりボールが“ストライク” 繰り返す微妙判定に「AI審判でチャレンジ導入」を求める声殺到
【証拠映像】明らかに“ボール”もストライク判定の一部始終

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【MLB】アストロズ5-2エンゼルス(6月1日・日本時間2日/ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で出場したゲームで、ストライク・ボールを巡る“微妙な判定”が物議を醸した。

【証拠映像】明らかに“ボール”もストライク判定の一部始終

 ゲームの行方に最も影響を与えたシーンは6回、エンゼルスの攻撃で起きた。2-4と2点差を追いながら1死満塁で一打同点のチャンスを迎え、打席に1番のウォードが立った。

 ウォードはフルカウントまで粘り、アストロズのネリスが投じた6球目のシンカーは内角低めに外れた…と思われたが、判定はまさかのストライクで見逃し三振。中継ではストライクゾーンを示す枠からはっきりと外れた位置にボールが表示された映像が映し出された。だが判定は覆らず、結局エンゼルスはこの回を無得点に終えた。

 ボールなら押し出しで1点を返し1点差と迫れた場面で、その後の試合展開にも少なからず影響を与えた判定だった。

 この判定にはABEMA視聴者からも「これチャレンジできないの???」「何でコールにチャレンジできない」「チャレンジ導入しろ」「ストライクボールもチャレンジあった方がいい」といったコメントが殺到した。

 現状、ストライク・ボールに関する判定は、チャレンジ制度の対象となっていない。

 しかし、このプレーを受けてABEMA実況のDJケチャップ氏が「AI審判を入れようかという議論が進んでいるのですが、全部のボールでやってしまうとおかしくなるから、ストライク・ボールのチャレンジができる制度になりそうなんですよね」と中継内で話題に取り上げた。

 これに応じるかたちで、解説のAKI猪瀬氏も「AI審判が導入されたら、3回とか5回とか回数制限をかけて“今のはおかしいだろ”と言って、ボール・ストライクにもチャレンジができるようなルールにしようかということ(方向性)ですね」と現状の動向を解説した。

 審判の判定があって試合が成立するものの、そのジャッジひとつで大きく展開が左右されることもある。今後、メジャーのみならず野球界全体でどう取り組んでいくか注目だ。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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