【MLB】レッドソックス2-4レイズ(6月3日・日本時間4日/ボストン)
レッドソックスの吉田正尚外野手が「3番・DH」で先発出場したレイズ戦。ダブルヘッターの2試合目の7回裏、バーデューゴ外野手に対して頭部付近への投球があった。だが、この投球にバーデューゴは怒るどころか相手チームを気遣う紳士的な対応でほっこりするシーンが見られた。
2-1と1点ビハインドのレッドソックスは、1アウト一塁の場面でバーデューゴに打席が回ってきた。この日ノーヒットのバーデューゴにとっては、同点へとつなげたい場面だった。
レイズのリリーフ左腕ポシェ投手は、故障から復帰して強気の投球が持ち味。5球目がすっぽ抜けて、ボールはバーデューゴの頭部付近へと飛んだ。ボールを避けたバーデューゴは大きくのけぞり、ベンチ付近まで後ずさり。
試合の行方を左右する大事な場面だったが、バーデューゴは怒るそぶりを見せるどころか、笑みを浮かべながらバッターボックスへと戻ってきた。そして、相手キャッチャーのメヒアに「大丈夫、大丈夫」といったような声をかけるナイスガイぶりを発揮した。
バンチ力のある打撃と強肩がウリのバーデューゴは、ドジャースから移籍して4年目。3月のWBCではメキシコ代表で出場し、準決勝では侍ジャパンとの死闘を演じている。
この試合ではチームメイトの吉田が同点3ランを放ちメキシコが逆転負けを喫したが、試合後にバーデューゴは「次はレッドソックスのために打ってね」と話すなど、穏やかな人柄がチームメイトやファンから支持されている。
今季は開幕から1番打者と存在を見せ、打率.288、5本塁打、21打点の成績。吉田と1、2番コンビを組んで試合に出場する機会も多い。最下位に低迷するチームが上昇するには吉田とバーデューゴのさらなる活躍が欠かせないだろう。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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