【MLB】メッツ4-6ブルージェイズ(6月4日・日本時間5日/ニューヨーク)
広い球場には思わぬところにスペースがあるものだ。メッツ・千賀滉大投手、ブルージェイズ・菊池雄星投手がともに先発、4年ぶり17度目の日本人投手対決が実現する中、試合が行われたシティ・フィールドにあった思わぬ隙間にボールが挟まり、選手たちが「取れません!」とアピールする珍事が起きた。
珍しいシーンが起きたのは2回、メッツの攻撃。1死から6番マルテが菊池から右中間を深々と破る当たりを放った。外野からの返球がもたついたと見るや、マルテは二塁を迷わず回って三塁へ悠々到達。2点差を追っていただけに、地元のファンもここから反撃開始と沸いていた。
ところがここで審判団が何やら確認。どうやら打球が右中間フェンスの下に一瞬、潜り込んでしまったようだ。現地の中継でもスロー映像で振り返ると、確かに打球がフェンスの下にあるわずかな隙間に入り込み、打球を追ったライトのスプリンガー、センターのバーショが「挟まっちゃって取れないよ!」とばかりに両手を挙げてアピールしている。
実際にはスプリンガーがすっと手を入れるとボールはすぐに取り出せたが、一瞬でもプレーに支障があったと判断されてか、結果はエンタイトル二塁打に。マルテも二塁に戻された。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




