【MLB】アストロズ1-2エンゼルス(6月4日・日本時間5日/ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手「1番・DH」で先発出場したエンゼルス戦で、まるで“草野球”のような珍プレーが起き、視聴者も思わず突っ込みを入れてしまうシーンがあった。
両チーム無得点で迎えた2回裏、アストロズの攻撃。4番ブレグマンが4球目をセンター前に放って出塁後、5番タッカーはセンターライナーで1アウト。続くマコーミックがデッドボールを受けて1死一、二塁となった直後だった。
7番ディアスの打球は内野へ高々と上がった。簡単なポップフライをエンゼルスの先発投手・キャニングがキャッチしにいったが、捕球直前に一塁を守っていたドゥルーリーが突っ込んで接触。ボールはグラブを跳ねた。
こぼれたボールをキャッチャーのサイスがダイブしてキャッチしにいくもボールはグラウンドへ落下。「珍プレー」に採用されそうなプレーだったが、アンパイアはアウトの判定。1死一、二塁だったためインフィールドフライ(無死か1死で一、二塁か満塁の場面でフライが上がったときに適用される即アウトのルール)となり、エンゼルスにはラッキーな結果だった。
難しいフライをスーパーキャッチするのはプロ選手の醍醐味だが、ポップフライをお手玉するのも、プロのプレーだけに観ていておもしろい。だからこそ「珍プレー」が成立するのだが、そのあたりを感じた視聴者のSNSでは「アウトでよかった!!」「声掛けてやー」「ポロリ…こういうところだよ…」「インフィールドフライで落球は草」「おれもこの前草野球で同じプレーをしました」など、突っ込みや嘆きにも似たコメントが溢れた。
続く8番マイヤーズがセカンドへのポップフライで3アウトチェンジとなりエンゼルスは事なきを得たが、仮にメジャーで珍プレー番組があったら、間違いなく採用されるシーンだっただろう。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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