【MLB】アストロズ1-2エンゼルス(6月4日・日本時間5日/ヒューストン)
エンゼルスが2-1でアストロズに勝ち、4試合ぶりの勝利で再び貯金を作った。試合は8回表に放たれた大谷翔平のタイムリー二塁打が決勝点となったものの、エンゼルスの先発投手・キャニングをはじめ好判断が随所にみられた試合でもあった。
その代表例が1-1の同点で迎えた6回裏の守りだ。3番アルバレスに四球を与えた先発のキャニングは、続く4番ブレグマンを空振り三振に斬って取り1アウト。続くタッカーはフルカウントからの8球目をセンターライナーで2アウト。結果としてこのイニングで降板するキャニングは力投を続ける。
続く6番マコーミックは初球をセーフティバント。打球は小フライとなりマウンド・ホーム・サードの中間地点へ落ちた。直後キャニングはキャッチしようと前進するも捕球直前にぴょんとジャンプして打球を見送った。仮にキャッチしていても打球はドライブしておりファンブルする可能性が感じられた。三塁方向へのドライブでもあり、一塁へ投げても間に合わなかっただろう。解説者も「好判断ですね」と語るナイスプレーだった。
ちなみにキャニングは2020年にはゴールドグラブ賞(投手部門)を獲得。この年は11試合に登板してエラーはわずか1つと守備の達人でもある。
続く2球目を振ったマコーミックはセカンドゴロで3アウト。結果、この回を無得点に抑えてマウンドを譲った。6イニングで被安打4、自責点1の見事なピッチングを披露。勝利こそつかなかったものの、8回表の大谷の決勝打につなげた好投だった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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