【MLB】アストロズ1-2エンゼルス(6月4日・日本時間5日/ヒューストン)
エンゼルスが2-1でアストロズに勝ち、31勝30敗と貯金を1つ作った。試合は8回表、大谷のタイムリーツーベースが決勝点となったが、その直前、7回裏のピンチで出たウルシェラの超ファインプレーが勝利を呼んだと言っても過言ではない。
エンゼルスの鉄壁な守り。そのハイライトは7回裏だった。前の打席で先制ホームランを放ったアストロのディアスが初球をレフトへツーベースヒット。続く8番マイヤーズはショートゴロを放ち、二塁ランナーのディアスは三塁へ進んだ。
1死三塁。勝ち越しを許してはいけない場面で打席には9番マルドナド。エンゼルスの内野陣はバックホーム態勢を敷いている。
デベンスキーが投じた4球目を引っ張ると打球は三塁線へ。この打球をサードのウルシェラがダイビングキャッチするとすぐさま一塁へ投げて2アウト。俊敏なプレーでもあり三塁走者のディアスは動けない。続くデュポンは三振で、この回を無得点に抑えた。
そして迎えた8回表。先ほどナイスキャッチをしたウルシェラがレフト前ヒットで出塁。1死後、ネトのショートゴロでランナーが入れ替わったが、続く大谷がネトを迎え入れる二塁打を放ち、これが決勝打となったが、決勝点となるランナーとなったのも先頭でヒットを放ったウルシェラであり、エンゼルスの勝利を見事にアシストしてみせた。
これには視聴者も「いいぞウルシェラーーー!」「さすがは守備の達人!」などとSNSから声援を送った。内野ならどこでも守れるというウルシェラ、大谷とともに今シーズン注目したい選手だ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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