【MLB】ガーディアンズ4-5レッドソックス(6月6日・日本時間7日/クリーブランド)
2020年にサイ・ヤング賞を受賞した好投手も、あまりの打たれぶりに呆然と立ち尽くした。レッドソックス吉田正尚外野手が「2番・レフト」で先発出場し、5打数3安打と活躍。3安打は全てガーディアンズの先発・ビーバーから放ったものだ。昨年も13勝を挙げている技巧派ながら、吉田に打たれた3安打は全て異なる球種。3安打目を打たれた際には「これも打つのかよ…」とばかりに、マウンド付近で“棒立ち”状態になってしまった。
【映像】吉田正尚に3安打されたビーバーはマウンド付近で呆然と“棒立ち”
あれも打つ、これも打つでは投げる球がない。まさにそんな様子だった。1回の第1打席、吉田は初球のストレートを見送りカウント0-1からの2球目、外角低めに沈んでいったチェンジアップを、いとも簡単にセンター前へと打ち返した。3回の第2打席は1球目、2球目と変化球がボール。第1打席と異なる入り方をしたビーバーに対し、カウント2-0からの3球目ストレートを、きれいにレフト前へと流し打った。
ストレートから変化球でもダメ、変化球からストレートでもダメ。この2打席で吉田が完全に優位に立ったことだろう。第3打席は初球スライダー、2球目カットボールでカウント1-1。3球目は3球連続変化球のスライダーだったが、これにも吉田は完璧な対応。右中間を深々と破るツーベースで3安打猛打賞を記録した。
この3本目のヒットを打たれた時のビーバーの様子が実に印象的。誰もいない右中間へ真っすぐ飛んでいく打球を、マウンド付近で棒立ちになって見送るばかり。ファンからも「やばすぎ」「ばけもんだろ」と驚きの声が続出したが、この日ばかりはビーバーも日本から来た天才打者に対して、同じような感想を抱いたかもしれない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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