【MLB】ガーディアンズ10-3レッドソックス(6月8日・日本時間9日/クリーブランド)
吉田正尚外野手が出場した試合で“珍事”が発生。鋭いファウルボールが一塁方向にとび、しばらくして何やらスーツ姿の男性が脇腹付近をさすりながら痛がっている様子が現地映像に映し出された。
珍しい出来事が起きたのは4回表。レッドソックスの4番デバースが、カメラも追いきれないほど鋭い打球を一塁ダグアウト方向へ放った。何事もなかったようにプレーは続行されたが、よく見るとデバースが一塁側に視線を向けている。
直後にダグアウト付近で脇腹をさすり痛がっているスーツ姿の男性の様子が映し出され、ファウルボールが直撃したことが“発覚”した。
男性は苦笑いする表情を見せつつ、「大丈夫、大丈夫」といった仕草を示してたように見えたが、どうみても痛そうだ。しばらく脇腹をさすっていたものの、デバースが内野ゴロに倒れ、ベンチに引き上げる際には笑顔でサムアップ。そして、おもむろにマイクを取り出してレポートを開始した。
男性は現地「NESN」の中継レポーターだったようで、その後も時折笑顔を浮かべながらレポートを継続。放送席もこれに応じて“爆笑の”やり取りを続けるなど、臨場感満点の中継が繰り広げられた。
ファウルボールが直撃したレポーターは、しばらくすると普通に水を飲みながらレポートする“通常営業”に。その鉄人ぶりとプロ根性に脱帽した珍事でもあった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)






