【MLB】ヤンキース2ー3レッドソックス(6月9日・日本時間10日/ニューヨーク)
レッドソックスの吉田正尚外野手が「2番・レフト」で先発出場。ヤンキース相手に打席に立つとファウルを打っても一塁に全力疾走する“トコトコ走り”でファンが反応した。
両チーム無得点で迎えた3回表、2死一塁の場面で吉田は、この試合2度目の打席を迎えた。相手は球界屈指の右腕で現在7連勝中のコール投手。ヤンキースのエースの前に吉田はストレートとナックルカーブの2球で追い込まれてしまう。
しかし落ち着いて1球見送りカウント1-2からの4球目をスイングする。打球は三塁線へボテボテのあたりとなるも、吉田は一塁へ向かって全力疾走。残念ながらファウルとなったが、全力プレーにABEMAの視聴者は、「トコトコ」「トコトコ走り可愛いなw」と反応した。
仕切り直しとなった5球目のナックルカーブはしっかり見極めカウントを整える。しかし最後はインハイの98.4マイル(約158キロ)のフォーシームの前に力のないセカンドライナーに打ち取られた。
この打席で吉田は2球で追い込まれたものの、ぼてぼてのファールでも全力疾走。際どい球を見極め、平行カウントまで持ち込み最後の決め球も空振りせずバットに当てた。アウトにはなったものの、吉田らしさが詰まっていた打席だった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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