6月6日に京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ対読売ジャイアンツの一戦で、オリックスの2番手で登場した山崎颯一郎(※「崎」はたつさき)が、3三振を奪う完璧なリリーフで今季初セーブを挙げ、野球ファンの間で話題となっている。

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先発のエース・山本由伸が巨人打線を相手に、8回を投げ、被安打4、失点1と、粘りの投球を見せ、一方、巨人も先発・髙橋優貴から小刻みに繋ぐ形でオリックス打線を2点に抑えるという、投手戦の様相を呈したこの試合、2-1で迎えた9回表に山本の後を受ける形で登板した山崎は、まず、この回先頭の3番・秋広優人を150km/hを超えるストレートとキレの良いフォークで空振り三振に切ってとると、続く4番・岡本和真にはレフト前ヒットを打たれて1死一塁とするも、ここでテンポを崩されることなく、5番・吉川尚輝に対しても、ストレートとフォークで空振り三振に。そして、最後の打者である6番・重信慎之介に対しては、スライダーを織り交ぜつつ、最後は159km/hのストレートで空振り三振。1安打を許し、同点の走者を背負いながらも、4人の打者から3つの三振を奪う圧巻の投球で、今季初セーブを記録することとなった。