【MLB】エンゼルス5-4マリナーズ(6月9日・日本時間10日/アナハイム)
当たり損ないの内野安打はラッキーフラグだったのかもしれない。エンゼルス・大谷翔平投手が「2番投手」の二刀流で先発出場。1回の第1打席ではラッキーな内野安打を放ち、連続安打記録を6に伸ばしている。
2点を奪われた直後の1回裏のエンゼルスの攻撃。1死ランナーなしで第1打席を迎えた大谷は、マリナーズ先発のカスティーヨ投手がカウント2-2から投げてきた6球目のスライダーをスイングした。
やや泳がされたスイングになったため、打球は力なく三塁側に転がっていき、通常ならサードゴロとなる打球だった。しかしマリナーズのサードを守るスアレス内野手は大谷の引っ張った打球を意識したシフトを敷いていたため、構えていたのはなんとショートの守備位置だった。
ボールが転がっていった三塁ベース付近はガラ空き状態となり、スアレスがボールを捕らえたころにはすでに大谷は一塁ベースを駆け抜けて記録はサードへの内野安打となった。
あまりにラッキーな当たりだったが、これで6試合連続安打となった大谷。すると3回の第2打席で、打球速度181キロ、飛距離134メートルの弾丸アーチをバックスクリーンへと叩き込む、第17号2ランで試合を振り出しに戻した。さらに5回の第3打席ではツーベースヒットを放ち、今季4度目のサイクル安打に王手をかけた。
スリーベースヒットを残して迎えた7回の第4打席はファーストゴロに倒れ、残念ながら先発投手として史上初の偉業達成とはならなかったが、ラッキー内野安打から始まった猛打賞の活躍となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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