【MLB】ヤンキース3-1レッドソックス(6月10日・日本時間11日/ニューヨーク)
レッドソックス・吉田正尚外野手が「2番・レフト」で先発出場。ここまで第3打席を終えて2打数ノーヒットだが、第4打席で見せた吉田らしい粘りが注目を集めた。
この日のレッドソックス打線は、ヤンキース先発のヘルマン投手に6回まで1点に抑えられるという具合で元気がなく、吉田もここまで空振り三振、センターフライ、そして四球とノーヒット。7回表に迎えた第4打席は2死ランナーなしという場面だった。
この打席で吉田はこの回からマウンドに上がったペラルタ投手が3球連続で投じた154キロのシンカーを見極めて3-0としたが、その後の真ん中に来たスライダー、外角低めのチェンジアップを見送りあっという間にフルカウントに。このままでは凡打に終わると誰もが思ったことだろう。
しかし、吉田はここから驚異の粘りを見せる。6球目に投じられた内角低めのチェンジアップをファウルにすると、7球目の内角高めのチェンジアップも続けてファウル。8球目からは2球連続でシンカーが来たが、これもバットに当ててファウル。さらに2球続けてチェンジアップが内角低めに来たが、どれもファウルに。
6球連続でファウルにされたためか、ヤンキースのヒガシオカ捕手はたまらずマウンドへ向かいペラルタとサインを確認。ペラルタも粘りに粘る吉田に対し、疲れの表情を見せるもそれでも吉田は12球目のシンカー、13球目のチェンジアップもバットに当ててファウルとした。驚異的な吉田の粘りにヒガシオカと主審も思わず笑顔で会話するほどだった。
そして14球目。ペラルタは外角低めにスライダーを投じたが、これは完全なボール。粘って死球をもぎ取った吉田はさっそうと一塁へと向かっていき、ペラルタは疲れ切った表情でヒガシオカを見るのが精いっぱい。吉田の懸命なプレーに敵地ながらレッドソックスファンは歓喜の声を挙げた。
この様子を見た視聴者は「これは鳥肌よw」「マサスマイル」「主審も笑ってたしなw」と吉田の懸命なプレーを称える声が目立った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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