【MLB】エンゼルス9─4マリナーズ（6月11日・日本時間12日／アナハイム）
エンゼルスの先発キャニングが、“神牽制”牽制を見せた。ノーモーションから一塁へ投じられた“光の速さ”の牽制球は、ランナーをアウトにした。これには相手選手も唖然とし、視聴者たちもすかさず反応した。
試合開始直後の1回表、キャニングは先頭のクロフォードをセンターフライ、続くロドリゲスを見逃し三振と簡単に2アウトを奪うも、3番のフランスにヒットを許し、3人で攻撃は終わらせられなかった──かに見えた。
しかし4番ケルニックの打席中、カウント2-0となったところで光の速さで一塁へ牽制。フランスは戻りきれずタッチアウトとなり、結果的に3人でこの回を終わらせた。
マリナーズベンチがチャレンジを要求しなかったほどの完璧な牽制球にSNSでは、「すごい早さで初回終わらせた」「キャニング素晴らしい立ち上がりだね」「4球で2アウト取ってランナー出たけど牽制アウト…キャニング…凄い」「ツーボールから牽制アウトは大きい」「キャニングさくさく」といったコメントが多く並んでいた。
この試合でキャニングはランナーを多く出しながらも粘りの投球を見せ、6回途中4失点（自責3）、被安打7、101球の内容で今シーズン5勝目を挙げた。これでここ4試合の登板で3勝0敗。昨季は故障で1試合の登板もなかったキャニングが、エンゼルスの先発投手陣に欠かせない存在となった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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