【MLB】エンゼルス9-4マリナーズ(6月11日・日本時間12日/アナハイム)
エンゼルス、大谷翔平投手が「2番・DH」で出場したゲームで思わぬ出来事が発生した。
珍しいシーンは1回裏、エンゼルスの攻撃で起きた。この日1番に入ったウォードが目の覚めるような先頭打者ホームランを放った場面だ。
飛距離411フィート(約125メートル)のホームランボールは、レフトスタンドへ着弾…するかと思いきや、なんとその手前にあるブルペンへ。途中まで打球を追っていたマリナーズのレフト、ケルニックの視線の先で、ブルペンにいたチームメートがホームランボールをダイレクトキャッチしたのだった。手を伸ばして左手のグラブで鮮やかな“好捕”をしたのは、背番号からブルペンキャッチャーを務めるバエズと思われる。
エンゼルスの本拠地「エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム」は、レフトスタンドの手前にホーム・ビジターそれぞれのブルペンが段差を設けて設置される構造となっている。
この試合ではフィールドに近い側がマリナーズのブルペンとして使用されていた。奇しくも被弾した投手のチームメートが、そのホームランボールをキャッチするという滅多に見られない出来事となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





