【MLB】レンジャーズ6-9エンゼルス(6月12日・日本時間13日/テキサス)
大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。7回に値千金の19号同点ソロを放って勝利への執念を見せた。同点で迎えた延長10回には、大谷の「勝利への執念」がエンゼルスナインに乗り移ったか、勝ち越しの場面で同僚のドルーリーが球審の判定に激怒。直後に退場となる一幕があった。
5-5の同点で迎えた延長10回表。1死三塁と勝ち越しが期待できる場面で打席に立ったエンゼルスの6番ドルーリーは、カウント2-2から内角低めに投じられたボールを見送った。際どいコースだったが、球審の判定はストライク。直後、ドルーリーが激しい剣幕で球審に詰め寄ると、即座に退場が言い渡された。
この試合は不可解な判定も多かった。3回裏レンジャーズが1死一塁とした場面で、エンゼルスの先発アンダーソンの投球モーションがボークと判定された。ボークには見えぬ判定であり、ネビン監督も抗議をしたが覆らず。このほか、ストライクとボールの判定に打者が首をかしげるシーンも何度かみられた。
ドルーリーの場面では、選手をかばい鼓舞するネビン監督も当然のようにベンチを飛び出して抗議を開始。同11日のマリナーズ戦では、球審の判定に異議を唱えた大谷をかばうように激高。今季3度目の退場処分を受けている同監督。あわや…という場面だったが、今季4度目の退場処分は免れた。
ただ、この退場劇にナインは執念を燃やしたのだろう。延長12回、大谷の20号2ランを含む4点を奪い、レンジャーズ4連戦の初戦を勝利。同地区の首位チームを相手に見事な逆転勝利をあげてみせた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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