大谷翔平、20号決勝2ラン→被弾投手が“祈り届かず”残念無念だったリアクションの瞬間

【MLB】レンジャーズ6－9エンゼルス（6月12日・日本時間13日／テキサス）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。7回に2試合ぶりとなる19号同点ソロ、延長12回には決勝20号2ランを放つなど４打点の大暴れで地区首位を走るレンジャーズ撃破とチームの連勝に貢献した。初球を打ち砕いて20号を放った際には、相手投手がマウンド上でピョン、ピョン、ピョンと飛び跳ね被弾を覚悟…または「入らないで」と祈るようなリアクションを披露する様子を現地映像が捉えていた。

【映像】被弾投手の「残念無念」なリアクションの様子

　問題のシーンは同点で迎えた延長12回。無死二塁で迎えた大谷の第6打席。レンジャーズ5番手のコール・ラガンス投手と相対した大谷は、初球の甘く入ったカットボールを捉え、レフトスタンド最前列に飛び込む起死回生の20号勝ち越し2ランを放った。

　7回に放った飛距離459フィート（約139.9メートル）、打球速度114.1マイル（約183.6キロ）の19号とは異なり、20号は飛距離388フィート（約118.2メートル）、打球速度107マイル（約172キロ）。フェンスを越えるか否か…といった状況で、ラガンスは大谷のバットから鋭い打球が放たれると、マウンド上で何度も飛び跳ね、被弾を覚悟…または「入らないで」といった様子で“本音ダダ漏れ”の祈りのリアクションを披露。

　しかし、打球はわずかにフェンスを越え、ラガンスの祈りは届かず勝ち越し2ランとなった。一方の大谷は、68試合目で放った20号により、162試合換算で年間47.6本ペース。2021年に記録した46本を上回る年間47.6本ペースに乗せた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）