【MLB】レンジャーズ6-9エンゼルス(6月12日・日本時間13日/テキサス)
大谷翔平の1試合2発&4打点の活躍で地区首位を独走するレンジャーズを相手に延長戦の末、接戦をものにし、貯金を6としたエンゼルス。1点が重い緊迫した展開の中、ザック・ネト内野手が再三にわたってチームを救うビッグプレーを披露。6回に見せたまるで忍者のようなフェンス際の美技では、フェンスの向こう側にいた敵地ファンが「なんてこった」といった様子で頭を抱え、現地実況は「信じられない!何てプレーだ」と声を上げた。
【映像】ネト、忍者のような"超美技" 敵地ファン「なんてこった」
問題のシーンは6回裏。レンジャーズの7番ガーバーが放ったサード後方へのファウルフライはフェンスギリギリのフライとなった。この打球を追いかけたショートのネトは、内野フェンスに向かってジャンプをしながらスーパーキャッチ。フェンスに体当たりしながらキャッチするというファインプレーだった。
キャッチの直後、フェンスに腕と顔をぶつけており、一瞬「ケガをしたのでは」とヒヤリとするシーンでもあったが、ネトは何事もなかったかのようにキャッチを審判にアピール。まるで忍者のような"超美技"は、フェンス近くにいたレンジャーズのファンが頭を抱えるほどのスーパープレーだった。
ネトは2022年のドラフトで1巡目指名された強肩好打のプレーヤー。強肩でグラブさばきも一流であり、今やエンゼルスの守備陣をリードしている。直後の7回には大谷の19号同点弾が生まれた。さらに延長10回には、2死二、三塁のサヨナラ負けも…という手に汗握る場面で、セミエンの当たりを一度はお手玉しながら一塁へ矢のような送球。サヨナラ負けのピンチを脱する再三のファインプレーで12回の大谷の決勝弾に流れを繋いだ。
ネトのプレーにSNSでは「ネト、神」「ネトくんフェンス際のスーパープレー!素晴らしすぎる!現状一番攻守でチームを引っ張っているスーパールーキー!」など称賛するコメントが溢れ、現地実況も「信じられない!何てプレーだ」と声を張り上げた。
このファインプレーが出た直後の7回表、大谷翔平が同点となるホームランを放った。エンゼルス・ベンチのムードを高める超美技をみせたネトは、この試合の隠れヒーローとなった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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