日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、鳳凰戦A1リーグの第5節B卓が6月14日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、藤崎智が卓内トップを取った。
【動画】日本プロ麻雀連盟のプロが多く参加するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
鳳凰位を2期獲得したことがあるベテラン藤崎は、過去にプロ麻雀リーグ「Mリーグ」のKONAMI麻雀格闘倶楽部でプレー。同卓した佐々木寿人とはチームメイトで、一井慎也はEX風林火山の企画で優勝、和久津晶も元セガサミーフェニックスと、Mリーグに縁のある4選手での戦いになった。1回戦から藤崎は先制のトップを取ると、以降も3着・トップ・2着と安定感抜群。競り合いを制した。
今期は第2節から3節連続のマイナスでトータルでも下位に沈み「借金返済には程遠い」とは言うものの、久々のトップに「粘り込んでいきたいと思います」と笑顔を取り戻していた。
【試合結果】
1位 藤崎智 ＋38.2
2位 一井慎也 ＋16.2
3位 佐々木寿人 ▲22.7
4位 和久津晶 ▲31.7
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A～Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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