松井秀喜が今後の活動について言及し、石橋貴明にまさかの逆質問をする一幕があった。
【映像】松井秀喜が“監督になる可能性”を語る貴重な瞬間
ニューヨークを訪れた石橋は松井と対談。石橋は「野球ファンとしたら、僕なんかは松井さんにまたユニフォームを着てほしいなと思っているんです」と切り出した。
そしてあくまで理想としながらも「(デレク・)ジーター監督、ヘッドコーチ松井秀喜というのはないんですか?」と、元チームメイトとの2ショットの可能性はあるのかと尋ねると、松井は笑いながら「ジーターはもうユニフォーム着ないんじゃないかな」と予想。
石橋が改めて「ご自身はどうなんですか? ピンストライプ着たいとかないですか?」とせまると、松井は「今のところあまり考えてないですかね」と回答した。
コーチについて「岡本選手とか教えたりなんかして『あ、教えるの楽しいな』とか『俺、合ってるな』とかは?」と問いかけると、松井は「教えるのは楽しいです。というか、難しい面もありますけど『よくなるな』『よくなったな』とか思うとうれしいです。結果が出るとうれしいです。そういう楽しみはあります」とコメント。
今後の活動を問われると、現在野球の発展、普及のために日米の小学生やアフリカで暮らす野球指導者などに対して行っている活動を紹介。「アフリカの国が将来、何十年後になるかわからないですけど、WBCに出てくれるとうれしい」などと将来への展望を語った。
松井は改めて自身に話を戻すと「ユニフォームは……着たほうがいいですかね? (笑)」と石橋にまさかの逆質問。これに石橋は「それは……着なきゃダメでしょ。松井秀喜は!」と全力で応じた。
「こっち(アメリカ)がいいですか? 日本がいいですか?」という松井の質問には「俺はピンストライプを着てほしい」と答えて「そうしたら『松井くんに会いに行こう』ってニューヨークに来られるじゃん」と理由を明かして松井を笑わせた。
しかし石橋の想いは本物で「ピンストライプがあれほど似合った人いないからね。ワールドシリーズでペドロ・マルティネスから打ったホームランがちゃんと『KOMATSU』って書いてあるアッパーデッキにいく? お世話になった会社の上をきっちり通すあたり、やっぱり持ってるね」と、松井がMVPを獲ったワールドシリーズを回顧。
今年はWBC効果で野球が大いに盛り上がっているとして「この灯を絶やすことなく野球を盛り上げるためにもぜひ、松井さんお願いしますよ」と頼み込んだ。
(ABEMA『石橋貴明 お礼参り THE WORLD 4週ぶち抜きSP』)