【MLB】レンジャーズ-エンゼルス(6月15日・日本時間16日/テキサス)
 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場し、6回で99球を投げ被安打6、2失点3奪三振で降板した。7回に味方打線が勝ち越したことで勝利投手の権利が発生。同点になることなく逃げ切り勝ちを収めれば、大谷に1カ月ぶりとなる6勝目が舞い込むことになる。
【映像】気持ちいいほど曲がる大谷翔平のスイーパー

 投手として苦戦が続く大谷だが、この日も序盤は満足のいく投球内容とはいかなかった。今回は立ち上がりから普段と配球パターンを変えて、初回から力強いストレート主体の投球に。1回に30球も投げるなど制球の乱れに苦労したが、なんとか無失点で切り抜けると、2回は下位打線を0点で抑えた。強豪レンジャーズ打線につかまったのは1-0と1点リードの3回。2死を取った後、上位打線に長短打合わせて3連打を浴びて一気に逆転を許した。相手打線も2巡目を迎え、序盤よりも変化球の割合を増して配球にも変化を入れたが、ストレート、変化球それぞれコースとしては甘くはないものの、きっちりと外野まで運ばれた。